ICT教育
2020/09/01
坂出一高は、この1年で一気にICT教育の体制を整えた。昨年度から教職員は一人一台パソコンとし、教職員間の情報共有の為に掲示板やメッセージがあるグループウエアを導入。また生徒・保護者と学校との情報共有化の為に、学校プラットフォームも導入した。
また学校でタブレットを購入するとともに、最新型のプロジェクターやホワイトボードも設置し、特進コースの生徒には個人用タブレットを持たせることにした。
学校のICT革命が起きた感じであったが、今春のコロナ禍で学校休業を余儀なくされた際、オンライン授業実施や簡単に生徒・保護者との情報共有化ができたのは助かった。
ICT機器やソフトを導入しても、それを使いこなせなければ宝の持ち腐れになり、教員のICTリテラシーをいかに高めて行くかが、大きな課題であった。そこが校長としても大きな心配の種であり、このたび教員の日頃のICT教育の実践内容発表会という教員全員参加型の勉強会を行った。
全教科の実践内容を発表してもらったが、各教科とも特色を出しタブレットとプロジェクター、様々なソフトを駆使し、生徒に分かり易い、工夫を凝らした楽しい授業を行っているのが分かった。
特に、普段の授業であれば下にうつむいたままの生徒を、ICT授業により常に前を向かせることができたと発表する先生もいて、よくぞ先生方は短期間で、ここまでICTを授業に活用していたのかと感心し、先生方が非常に逞しく思えた。
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