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酷暑の8月が終わった

今年の夏は異常であった。高松の8月の気温は35°を超える日が当たり前。8月17日は最高気温が38.1°、8月31日でも36.6°で、熱帯夜でなかった日は一日もないという始末。

私が若い時は32、3°で酷暑と言っていたのと比べれば、確実にヒートアイランド現象になっているのが分かる。エアコンの排気熱とアスファルトの輻射熱、快適さを求める為に、ますます現代人は暑さを作り出しているようだ。

今年の夏休みはコロナの為に大幅に短縮され、8月17日から二学期が始まった。それも毎日、午前の短縮授業でなく、6、7校時授業である。加えてコロナ対策で教室換気の為に、外から熱風が入って来る。さぞかし生徒たちは苦難の日々であったと思う。

通常であれば、6月から夏休みにかけて、高校総体の県大会、四国大会、全国大会が開催されるが、今年は全て中止。県レベルでその代替大会が8月に開かれた。本校も様々な種目に出場したが、8月の下旬に開かれたラグビーフットボール大会で優勝。柔道は女子団体の優勝、個人戦でも男女とも優勝する階級を得た。

本当に暑くて、苦しかった8月の最後に、坂出一高生が華々しく「優勝」という栄冠を勝ち取ったのは、どのような状況であろうと常日頃、一つでも上を目指して勝ち抜いていこうという強い気力の賜物であったと思う。

酷暑とコロナの中で頑張った坂出一高の生徒の皆さん、本当にご苦労様でした。今日から9月。日一日と涼しくなるのを期待したい。

ICT教育

坂出一高は、この1年で一気にICT教育の体制を整えた。昨年度から教職員は一人一台パソコンとし、教職員間の情報共有の為に掲示板やメッセージがあるグループウエアを導入。また生徒・保護者と学校との情報共有化の為に、学校プラットフォームも導入した。

また学校でタブレットを購入するとともに、最新型のプロジェクターやホワイトボードも設置し、特進コースの生徒には個人用タブレットを持たせることにした。

学校のICT革命が起きた感じであったが、今春のコロナ禍で学校休業を余儀なくされた際、オンライン授業実施や簡単に生徒・保護者との情報共有化ができたのは助かった。

ICT機器やソフトを導入しても、それを使いこなせなければ宝の持ち腐れになり、教員のICTリテラシーをいかに高めて行くかが、大きな課題であった。そこが校長としても大きな心配の種であり、このたび教員の日頃のICT教育の実践内容発表会という教員全員参加型の勉強会を行った。

全教科の実践内容を発表してもらったが、各教科とも特色を出しタブレットとプロジェクター、様々なソフトを駆使し、生徒に分かり易い、工夫を凝らした楽しい授業を行っているのが分かった。

特に、普段の授業であれば下にうつむいたままの生徒を、ICT授業により常に前を向かせることができたと発表する先生もいて、よくぞ先生方は短期間で、ここまでICTを授業に活用していたのかと感心し、先生方が非常に逞しく思えた。

 

部活動リーダー研修会

昨年大ヒットしたTVドラマ「ノーサイドゲーム」で独特の存在感を現し、2015年ラグビーワールドカップ日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏に、坂出一高の部活動のリーダー30名に、コロナを考慮し、 オンライン研修をしていただいた。少人数の生徒を対象とした贅沢な研修であったが、廣瀬氏は快く引き受けていただいた。

氏はキャプテンの在り方に苦悩していた時期があり、先輩キャプテンの真似をしていたがうまくいかず、自分らしさを出すのが大事と考え、そうしたらうまくいったと言う。チームの雰囲気を変えたい場合、自分自身が変わり行動することにより、人を変えるきっかけを与えることができたとも言った。

チーム全員がやる気を出させるためには、目標の共有化、共感化が大事であり、日頃の行動の注意点として、結果がどう出るかは別として、自分はこうありたいという事を日頃、体現化することが大事とも説いた。

部活動だけでなく、学校をはじめどの組織でも当てはまる、組織マネジメントに関するリーダーの心構えを、元ラグビー日本代表キャプテンから教えていただいた、貴重な1時間であった。

第1回オープンスクールを振り返って

オープンスクールは、私立学校にとっては最重要行事であり、工夫を凝らした体験授業等を行い、中学生の満足度をいかに高めるかが鍵となる。

先週行われたオープンスクールは、これまでと異なり本校生徒の役割が大きかった。全体説明会は生徒会役員がまず開会挨拶をし、学校や部活動の様子を自分たちで撮った動画で紹介した後、校長が本校の状況や学科などを説明した。

多くの生徒が、中学生の案内や車の誘導、受付での検温・消毒・資料配布、生徒交流カフェでは中学生に冷たい飲物をサービスし、相談に応じるなどをした。

食物科では、生徒たちが調理方法やコック帯の結び方、包丁の使い方、進路等について実演や動画を使いながら、中学生に説明し質問に答えていた。

このように、本校の生徒は自分たちが持っている力を発揮し、オープンスクールに積極的に関わってくれた。これまでは教員の手伝いという形で「やらされ感」が強かったが、今はかなり自ら考え行動できるようになった。その背景には、自分たちの学校を自分たちの力でより良くしたいという気持ちがあるのだと思う。

オープンスクールに関わった生徒たちは、達成感、貢献感を味わっただろうし、自信に繋がったと思う。これからも、生徒を「信頼し、任せる」とともに、「自ら考え、行動する」坂出一高生を育てていきたい。

 

 

 

 

 

 

ラグビー元日本代表廣瀬俊朗さんとオンラインで「リーダーシップ教育研修」

TBS「ノーサイドゲーム」に出演され、各世代の日本代表でキャプテンを歴任された廣瀬俊朗さんとオンラインをつないで、運動部や文化部代表生徒がリーダーシップ研修を行いました。日本代表時のキャプテンとしての苦労話や自分らしさと目的意識の大切さなど、廣瀬さんの言葉には重みと優しさに溢れていました。今後も新しいことに挑戦される廣瀬さんから大きなエナジーを頂きました。頑張ろう!SAKAICHI WAY!