～2つ憧れが与えてくれた大きなきっかけ～

調理の世界で活躍できる人材育成を目指して

<profile>高松市紫雲中学校出身　卒業後、美作大学 生活科学部 食物学科に進学。管理栄養士と中学高校の家庭科教員免許を取得。大学卒業後は、英明高等学校、株式会社中央、香川県立観音寺総合高等学校で勤めた後、平成31年度より坂出第一高等学校の家庭科教諭として勤め、令和2年度より食物科主任となる。

小さい頃からの料理経験

母をまねながら夕食を作るなど、幼いころより料理には関心の高い子供だったと思います。小学校の授業でボワ・エ・デュポンの木場シェフからハンバーグとポタージュを教えてもらった時の美味しさとシェフの技術に強い憧れを持ちました。それをきっかけに将来は料理関係の仕事に就きたいと思うようになり、坂出一高の食物科に入りたいと決めていました。

夢が叶った坂一の教員生活

高校在学中はフレンチ料理人になる事を目標に調理実習に取り組みました。それと同時に担任の先生へ憧れを持つようになりました。いつしか家庭科教員を目指す自分がいて、自然と学業にのめり込むようになりました。担任の先生の指導のおかげで、無事に大学へ進学し、家庭科の魅力をさらに深めることが出来ました。いつかは坂出一高の教壇に立ちたいと思いながら、大学卒業後に他の高校や一般企業では管理栄養士として下積みを積みました。それから7年後、恩師から「坂一で働きませんか？」と連絡があり、すぐに承諾をしました。母校で働く喜びを噛み締めつつも、生徒には「人の一生について学ぶ」家庭科の魅力と「食」を扱う調理師免許の重要性を伝えてきたいと思っています。現在は、食物科主任として円滑な学科運営を行いつつ、調理の世界で活躍できる人材育成を目指して生徒の指導にあたっています。

最後に

本校卒業後、「調理師」「教師」「管理栄養士」など「食」に関わる仕事に就いている人は多くいます。「食」の世界に興味がある人はぜひ本校に入学し、自分の夢に向かって頑張りませんか？