坂出第一高等学校 香川県 私立学校 食物科 ラグビー オープンスクール

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幸せになる因子

2020/11/24

コロナの為に、未だに全校生徒が体育館に集まることがなく、先日も校長講話を放送で行いました。その内容の一部をご紹介します。

 

皆さんに、幸せになる4つの因子(要素)を紹介します。これは慶應義塾大学の前野隆司教授が提唱しているのですが。

皆さんは、何があれば幸せになれると思いますか。お金でしょうか、物でしょうか。確かにお金も物も幸せになれる一つの要素と思いますが、それは長続きしません。というのは人間は金や物があっても、直ぐもっと多くのものを欲しくなり、欲求は止まりません。人間、欲求が満たされないと幸せを感じなくなるのです。本当に幸せになれるのは、実はお金や物でないのです。

 

幸せになる因子(要素)として4つあります。1つ目の因子は、夢や目標を持っていて、それを目指す自己実現の因子。分かり易く言うと、「やってみよう因子」です。皆さんなら、やる気を持って勉強や部活動をやるかどうかです。やらされ感でやると幸せ度が下がるのです。だからまず、自己実現のために、自らのやる意志が大事なのです。

 

2つ目が、「ありがとう因子」です。人との繋がりと感謝の因子です。人に承認され、できれば尊敬されたり、愛されたりすることが幸せにつながるのです。これは人との関係性を良くする因子です。

 

3つ目は、「なんとかなる因子」です。前向きで楽観的な人は幸せで、後ろ向きで悲観的な人は不幸せですよね。なんとかなると思えば、いろんな壁があっても高い目標を目指せます。なんとかなるという楽観性が大事ですよね。

 

4つ目が、「ありのままに因子」です。人の目をあまり気にしないことですね。人の目を気にせず、自分らしく、ありのままに、自分は自分と思い、生きていくことができる人は幸せなのですね。

 

皆さん、幸せになるために、「やってみよう」、「ありがとう」、「なんとかなる」、「ありのままに」という、4つの因子を胸にして行動してください。どれか一つからでも良いです。きっと幸せな人生を創ることができますよ。