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自衛隊からの感謝状

ウクライナ侵攻で世界に緊張感が走る中、4月22日、自衛隊の認知度向上に寄与したということで、自衛隊香川地方協力本部長 小田剛一等陸佐から、本校に感謝状と盾の贈呈がありました。本校から毎年、数名の自衛隊入隊者を輩出しています。

生徒会に期待‼

明日の令和4年度の始業式を前に、大勢の生徒会執行部の皆さんが、校長室にやってきました。

諏訪会長から、今年度は「自分と周りを輝かせよう」をテーマに、校則のより良い見直しと、学校行事の積極的な企画、運営を行いたい旨の取り組みの決意を表明してくれました。

このように生徒たちが自ら考え、行動してくれるようになったことは、数年前では考えられないことでした。理想とする坂出一高の学校運営に一歩近づき、幸先良い一年のスタートとなりました。

ありがとう

本校の白川紗弓先生が、音楽の授業の中でミニ・リサイタルをしてくれた。白川先生は昨年4月から本校で教えるとともに、日頃、ミュージックセラピー(音楽療法)活動も行っている。

今日は、生徒への1年間の出会いに感謝を込めて、ピアノ演奏と弾き語りを3曲披露してくれた。メッセージ性のある曲で、聴いていると誰の胸にもジーンと来るものがあり、生徒の中には涙を拭う者もいた。

今年の卒業式でも本校の校歌を編曲、ピアノ演奏していただき、卒業生には3年間で最後に聞く、素晴らしい思い出の校歌として心に残っただろう。

心から生徒の事を思い、向きあおうとする、こんな素晴らしい白川先生に出会えたことに、校長として、心より「感謝」です。

令和3年度卒業式

3月1日に卒業証書授与式を厳かな雰囲気のもと行いました。卒業生と保護者だけの式典でしたが、県内高校で最高レベルのICT設備を備えた本校では、自宅の1、2年生にその模様をオンラインで配信しました。その際の校長式辞を紹介いたします。

式   辞

本日、ここに坂出第一高等学校令和三年度卒業証書授与式を挙行いたしましたところ、多くの保護者のご臨席を賜り、門出に華を添えていただきましたことに、厚くお礼申し上げます。お子様の成長を見守ってこられた保護者の皆さまにおかれましては、本日の晴れやかなお子様の姿を前にして、感慨もひとしおのことと思います。

ただ今、卒業証書を授与いたしました皆さん、ご卒業おめでとうございます。三年前、皆さんは希望を胸にこの坂出第一高等学校に入学してこられ、努力を重ね、所定の学業を終えました。一人ひとりが三年間たゆまぬ努力を積み重ねてきた結果であることは言うまでもありません。心から祝福いたします。

さて、皆さんが学んだ三年間のうち二年間は新型コロナウイルスに翻弄されました。一年生の三月から二年進級後の四月、五月は自宅待機、やっと六月から学校が再開しましたが、学びを取り戻すために、前代未聞となりますが、夏休みがたった二週間余りしかなく、七月、八月の暑い中においても毎日六時間、七時間と授業を受け、それに皆さんは必死に耐えました。

また、本来二年生の秋に行くはずだった東京への修学旅行は、翌年二月の軽井沢のスキー旅行に変更になり、さあ行けると思っていた矢先、一月初めからのコロナの急拡大で中止、次に四月中旬に紀伊半島への旅行も計画しましたが、それも直前に中止となり、結局、昨年十月に姫路への一日バスツアーとなりました。本来、三年間の高校生活の思い出となる修学旅行が一日バスツアーとなるなど、皆さんは本当にコロナに翻弄された高校生活でした。

しかし、こんなこともありました。本校ではコロナから生徒の命・健康を守りながら、学びを止めるなということを合言葉に、県内の高校では最高レベルのICT教育設備をいち早く整備し、それを活用して、昨年の5月には一部クラスではオンライン授業を行い、9月初めに、コロナの為に公立高校が夏休みを延長せざるを得ない時に、本校は本格的にオンライン遠隔授業を行い、学びを止めませんでした。また五月にはコロナで鬱積した皆さんの気分を吹き飛ばすように、設備の整った青いタータントラックの屋島陸上競技場で思いっきり体育祭を楽しむことができ、さらにコロナが小康状態であった十一月には充実した文化祭も行うことができました。

また、先月にはコロナ第六波の中においても、ファッションデザイン科最後となるファッションショーを本格的に開催するとともに、食物科の卒業制作は、残念ながら保護者を招き、皆さんのコック服姿を見てもらうことができませんでしたが、皆さんが心を込めて作った豪華で美味しい料理を家庭に持ち帰り、保護者と共に食べていただきました。

コロナに翻弄された高校生活は、皆さんにとって一生記憶に残ることでしょう。また歴史にも残ることです。皆さんは歴史に残ることを自ら経験したことになるのです。単にコロナに翻弄されたというより、百年に一度あるかないかという歴史的な出来事を経験できたという前向きの姿勢でとらえるべきと思います。

そして、このコロナという難局を無事乗り切ってきた皆さんの今の姿こそが、何より素晴らしい成果であると思います。ぜひ大切な未来を見据えて、一人ひとりが前向きになり、自信を持ってこれから進んでいってください。

さて、皆さんは、明日からそれぞれ別々の道を進むことになります。それは皆さんに与えられた道です。自分だけでしか歩めない、かけがいのない道です。その道は広い時も、また狭い時もあり、平坦な時もありますが、上り、下りもあります。

皆さんが選んだ道が正しかったのかどうか、時には疑い深くなることもあるでしょう。他の人が選んだ道が羨ましく思え、立ち止まってしまうことがあるかもしれません。しかし立ち止まっても何も開けません。道を拓くためには、自らまず歩まねばなりません。皆さんにはその道しかないのです。自分だけに与えられた道なのです。ですからその道を休まず、一歩一歩、歩み続けて下さい。心を決めて、懸命に歩んで下さい。それが遠い道に思えても、休まず歩めば、必ず新たな展望が開かれます。

また歩んでいくときに、良い事も悪い事もあります。特に気をつけて欲しいのは、悪い事にあった時の態度が何よりも肝心です。どんな悪いことが起きようとも決して、天を恨まず、人を咎めず、自らを信じて心穏やかに道を歩んでください。悪い事も「天命」だと素直に受け入れ、自分が成長できるチャンスを与えてくれたと考えて歩み続けて下さい。そうすると自ずと視界が開けてくるものです。

それでは、卒業生の皆さん、いよいよ旅立ちの時がやってきました。今日から、坂出第一高等学校は皆さんの母校であり、心の故郷です。卒業後もこの学び舎や教職員に思いをはせ、母校の一層の発展を見守ってください。卒業生の皆さんに限りない惜別の気持ちを残しつつ、洋々たる前途を祝して、式辞といたします。

令和四年三月一日

坂出第一高等学校 校長 三谷 雄治

生徒の学びを止めない

今日は静かな校舎ですが、それぞれの教室から教員の声だけが聞こえてきます。

教室を覗いてみると、教員が教壇に立ち、いつもの調子で黒板に板書したり、プロジェクター画像を映しながら、授業を行っていました。しかし教室には生徒は誰もいませんでした。教員はパソコンに映る生徒の顔を確認しながら、授業を行っています。今日は全学年オンライン授業の日です。

この光景は昨年9月上旬にも見ることができました。その時と同じですが、コロナ感染リスク回避の為のオンライン授業です。前回は午前中授業で留めていましたが、今回は朝のホームルームから始まり、午後6時間目、7時間目まである本格的な授業を行っています。

コロナから生徒たちの命、健康を守るとともに、生徒たちの学びを止めてはならないという思いから、今回のオンライン授業となりました。

坂出一高は、県下でトップ級のICT教育、オンライン教育の設備整備を進めるとともに、そのノウハウを教員がしっかりと身に付け、即座に対応できる態勢になっていることを、今日確認できました。

これからも、坂出一高で学ぶ生徒のために、ICTを活用し、学びを止めない学校づくりをしてまいります。

二学期始業式の校長挨拶です

二学期が始まってこれまで、コロナ感染予防のために、オンライン授業を基本的に行ってきましたが、9月13日からは時差通学、短縮授業ですが、ほぼ通常授業を開始します。来週から学校もやっと活気づきます。9月1日の始業式の私の挨拶を紹介し、2学期の心構えを再度、生徒の皆さんに伝えたいと思います。

皆さんお早うございます。今日から2学期です。コロナ感染防止のために、各教室のプロジェクターを使い、画像も見えるオンライン始業式を行います。

コロナは非常に感染力の強いデルタ株になって、香川県も「コロナまん延防止等重点措置」地域に指定されています。今は、ワクチン接種割合が少ない若者ほど深刻な状況と言われています。従来のコロナと違うという認識を持ち、一人一人皆さんの慎重な行動を期待しています。皆さんのほんの少しの油断、小さな心の隙間をコロナは狙っています。

さて、現在、パラリンピックが開催されていますが、出場選手は全員、障害を持っているのに、それを全く感じさせませんね。どの選手も無茶苦茶明るい、前向きです。苦しくても自分のハンディキャップを乗り越え、世界一になろうという大きな目標に向かって努力してきた、凄い精神力を持っているのだと思いました。皆さんも何らかの障害を持っているものです。それが大きいか小さいかの問題です。皆さんはそれを乗り越えなければならない。パラリンピックの選手から学んで、皆さんの前に立ちはだかる様々な壁や障害を乗り越えてください。

二学期は一年間で最も長い学期、最も充実させなければならない学期です。3年生は就職試験の解禁が16日から、進学も入試が始まります。また2年生、1年生も学習面、部活など学校生活において非常に大事な学期です。皆さんにとって、言わば勝負の学期、充実した学期にしてください。

そこで、皆さんに、詩人坂村真民さんの詩を紹介したい。

つみかさね

一球一球のつみかさね 一打一打のつみかさね

一歩一歩のつみかさね 一坐一坐のつみかさね

一作一作のつみかさね 一念一念のつみかさね

つみかさねの上に 咲く花 つみかさねの果てに 熟する実

それは美しく尊く 真の光を放つ

根気よく諦めず一つ一つ積み重ねを続けていけば、いつかきっと大きな花を咲かすことができるという詩です。皆さんの2学期もこの詩のとおり、一つ一つの積み重ねにより、花を咲かせる学期にしてください。

コロナ対策をしっかりと行いながら、幸先の良い2学期のスタートを切ろうではありませんか。

コロナと坂出一高ICTについて

小生が3年前に坂出一高に入った時に驚きました。職員室に教員用のパソコンが数台しかなく、これでは仕事ができないと考えたのが、本校のICT(情報通信技術)整備の出発点でした。

翌春に教員全員にノート型パソコンを配布するとともに、教員間の情報共有のためのシステムを導入し、それまでは職員朝礼や印刷物で行事等の周知をしていたのを、全てパソコン上でできるようにしました。またICT教育の手始めに、特進コースの教室にプロジェクターを設置し、iPad40台購入し授業で使うことにしました。さらに学校と生徒、保護者との連絡や課題提出等のための情報共有システムを導入しました。

昨年は、春、コロナによる学校休校を余儀なくされましたが、かろうじて特進コースはiPadを使ったオンライン授業を行いました。また情報教室のデスクトップ型パソコン40台もWindows10に切り替え、学校内どこでもWiFiが使えるように、全館、無線LAN工事を行うとともに、iPad100台を追加購入しました。さらに教員の働き方改革を進めるために、大掛かりな校務支援システムも導入しました。

ICT整備3年目にあたる今年は、1年生には自前のiPadを用意していただくとともに、ICT教育を一気に進めるために、全教室にプロジェクターを設置しました。残るはデザイン類型の生徒が使うCG(コンピューター・グラフィックス)制作の専用パソコン20台を、今月中に整備するだけです。ちなみに職員会議等はペーパーレスで行い、紙資源の節約をしています。

現在、「コロナまん延防止等重点地域」ということで、県内のほとんどの高校が夏休みを延長し授業を行っていませんが、坂出一高では、ICT整備のお陰で、「コロナに負けるな」ということで、オンライン授業で対応しています。

ICTを使って、生徒のために楽しく分かりやすい授業を提供しようとしたのが導入のきっかけでしたが、コロナという思わぬ伏兵により、生徒に教育を受ける権利を保障するツールにもなったのは、大きな副産物でした。

いずれにしても、短期間でここまでできたのは、生徒や保護者の皆様、教員が、ICT整備や活用、さらには学校改革について、ご理解、ご協力をいただいた賜物と、心から感謝しています。

オンライン・海外スタディツアー

昨今のコロナのために、海外に思うように行くことができない。しかしネットを使えば、海外に行かなくても同じ体験ができる。

カナダ・バンクーバーの大学生と、それぞれの文化や習慣、考え方を語り、互いに理解しあい、なおかつ英語力も高まるという、一挙両得のオンライン・海外スタディツアーに、本校の生徒3名が先日参加した。

4日間にわたる交流プログラムはハードなようにも思えるが、毎日、テーマが変わり、楽しい交流となった。カナダ人大学生のアグレッシブさと、日本人高校生のシャイさも 時折感じられたが、お互い若者同士という共通点で、満足のいく交流ができたのではないか。

本来海外に行くには、高い旅費と日数が掛かるが、オンラインツアーならば、パソコン画面の向こうに、間近に相手の笑顔が見られ、同じ時間を共有でき、本当にワクワクできる体験であった。

昨今、コロナで自分の周りのことしか考えないのが一般的だが、本校の生徒はコロナを乗り越え、目を遠く海外に向け、大きく飛躍しようとしているたくましい姿に、大いに勇気づけられた。坂出一高生、ガンバレ!!

利他の心、感謝の気持ち

5月25日は、坂出一高の創立記念日です。先日、生徒に次のような講話を行いました。

本校は、明治40年に裁縫を教える女学校として開学して以来、114年の歴史があります。坂出一高に114年の歴史と伝統があるのは、本当に素晴らしく、そんなところで皆さんは学んでいるのです。歴史と伝統があるということを、皆さんは誇りとしてください。

歴史と伝統というものは、単に古いということではないのです。伝統というものは、変わらないからできたのでなく、変わり続けたから生まれたのです。何事も変わらなければ、滅亡あるのみ。刻々と変わりゆく周りの環境に合わせて、自ら変わり続ける努力をしないと存続はないです。歴史と伝統ある坂出一高も、これからも変わり続けていかなければなりません。

さて、創立記念日にあたり、皆さんにお願いしたいことが二つあります。一つ目は利他の心を持つこと、二つ目は感謝の気持ちを持つこと。

一つ目の利他の心。少し難しい言葉かもしれませんが、利他とは他人の為にするということで、自分が有利になるようにするのが一般的ですが、本当は人というものは困っている人の役に立つ為に行動することが大事なのです。他人の為にすると、自分は損をするように感じると思うが、実はそうでないのです。世の中、回りまわって、最後は自分の為にもなります。

私は30年前から東南アジアのラオスという国の子供たちの教育支援の為に、学校を建てたり、教科書や絵本、文房具、衣類などを贈ってきました。皆さんのように、当然の権利としての教育を受けることのできないラオスの子供たちの為に、これまで私が使ったお金は正直いくらになるか分かりません。ラオスの子供たちから、見返りは全くありません。だけど損をしたとは思っていません。本当に貧しいラオスの子供たちが、活き活きと教室で学ぶことができるのです。ラオスの子供たちは笑顔を私にくれます。それで私は幸せを感じています。利他の心で、私は幸せです。

次に感謝の気持ちを持つこと。人は決して一人では生きていけません。皆さんは、親や兄弟がいて、これまで大きくなってきました。また小学校、中学校、そして坂出一高で先生、また友達に出会い、その先生や友達に支えられて、今日の皆さんがあるのです。周りの多くの人に支えられて、今の皆さんがいるのです。

その支えてくれている人がいるから、その人に対して、有難うの感謝の気持ちを持つことが大事です。不思議なもので、人に感謝することで、感謝された側だけでなく、感謝した本人も幸せ度が高まるそうです。無理やりでも良いので、感謝、感謝、有難う、有難うと唱えてください。きっと皆さんは幸せになれます。

皆さんどうか、利他の心、感謝の気持ちを持ち、今日から行動してください。

屋島での体育祭

新年度になり、早一月が過ぎました。現在、県内ではコロナの感染状況が非常に深刻な状態ですが、本校においてはコロナの感染対策をしっかりと行いながら、4月28日に1年生対象のオリエンテーション研修や、5月7日に体育祭を実施しました。

特に、例年本校の手狭な運動場で行っていた体育祭ですが、今年度は思い切って外に飛び出し、香川で最も設備の整った屋島レクザムフィールドで行いました。屋島を借景とし、明るいブルーのトラックの上を、生徒たちは思いっきり走り抜けていました。生徒たちは本当にイキイキとし、日頃の力を出し切っている様子が伺われ、校長として胸に迫るものを感じました。

何かから解き放たれたような、生徒のたくさんの笑顔を見ることができて、本当に良かったと思います。日頃、コロナで何かと気分が重い中で、坂出一高の体育祭の実施は、彼らの青春の思い出深い1ページとして刻まれることでしょう。